滞仏植物記

植物のかたちを研究する学生のフランス滞在日記

はじめに

最初の記事ですので、簡単な自己紹介を。
ぼくはある大学で植物のかたちを研究している学生です。このたび3か月弱の間フランスのモンペリエという町にインターンシップをすることになり、その滞在記を記すことにしました。

途中でやめてしまうかもしれませんし、興がのれば帰国した後も続けるかもしれません。内容もなにも宙ぶらりんです。とにかく体裁は全て仮ですのでデザインやなにやらは随時調整を図っていくつもりです。

こちらは8月20日、はじめて学校に顔を出しました。そこは農学系グランゼコールらしいです(*追記)。いろいろな研究機関なども入っていて組織図も教育システムもよくわからないのですが、とにかく良さそうなところです。実際のところここに着くまでは日本に帰りたいとも思っていましたが、街を歩いてみて好奇心が閾値を超えました。

イメージ通りの夏の地中海。ローズマリーらしき茂みに見慣れない花が混じってとてもきれいです。花のかたちを専門にしている者としては、この景色には心動かされないわけありません。これから楽しみです(不安もまだまだあるにせよ)。

それではしばしの間、よろしくお願いいたします。

 

追記

のちのち滞在先の機関名が断りなしに記事に出てくるはさすがに不親切だなあ、と思いましたのでリンクを貼っておきます(リンク先フランス語ですが一部ページは英語に切り替え可能です)。正確には INRA は国立研究機関で、SupAgro がグランゼコールだそうです。ぼくのお邪魔しているところはそれら2機関のジョイント研究室という扱いらしいです。

 

INRA(L'INSTITUT NATIONAL DE LA RECHERCHE AGRONOMIQUE:フランス国立農学研究所

http://www.inra.fr/

Montpellier-SupAgro (L’INSTITUT NATIONAL D’ÉTUDES SUPÉRIEURES AGRONOMIQUES DE MONTPELLIER:定訳なし。強いて言えば「国立モンペリエ高等農学研究学院」?

https://www.montpellier-supagro.fr/